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おかげ様ブラザーズのVo、kinta minoのブログ。
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これは2年前に築100年の古民家をリフォームした我が家だ。
背後の山の勢いからも田舎度がわかるだろう。
ここで家族三人で暮らしている。
写真に俺の車が写ってるが、いつも手前のスペースにもう一台カミさんの車が停めてある。そしてそのスペースは物干し場でもある。リアルな写真で恐縮だがこんな感じである。

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そこで、家の左端にある元農機具小屋(この家の元の持主が作ってあったもの)を解体してガレージを造ることにした。自分で。
田舎暮しというのは基本的にはまず何でも自分でやってみるところから始まるのだ。そして無理なら専門業者に依頼するという手順が正しい。

この家自体のリフォームも4ヵ月かかったが、空いてる時はほとんど自分も作業に参加した。手掛けてくれた大工は二人ともよく知っていたし年下だったので、色々と丁寧に教えてくれた。昔から日曜大工が好きだったので知識だけはあったのだが、このことがきっかけで電動工具なんかもプロユースなものを少しずつそろえた。俺は強烈なサウスポーなので、丸ノコ(電動の丸い刃が付いたノコギリ)なんかはそれ用が必要なため結構高くついた。サウスポーは何を始めても20〜30%高くつく。

0bbc5d1bjpegちょっと横道にそれるが、俺の常識の一つに『道具はその時の持ち合せで買える最高のグレードのものを手に入れろ』というのがある。もちろん楽器でも遊び道具でも何でもそうだが、ちゃんとしたものを使わないとちゃんとしていることがわからないのだ。ハンドブックやweb siteのガイドページを見てもそこに書いてあることが理解できる機能やグレードがある道具じゃないと、うまく行かない時自分のせいなのか道具のせいなのか解らなくなって楽しくないのだ。道具のグレードがしっかりしているとうまく行かないのはまず自分のせいだと認識できる。だから努力ができるんだ。おまけに高いお金を払っているから挫折のタイミングが明らかに違う。つまり喰い下がる理由の大きなポイントになる。そしてそこで失敗した時「自分に才能が無いんだ」という爽快感にも近い踏ん切りのつき方は、次の何かへのステップに大きく役立つ。
近所のガキがよく「ギター買いたいんやけどどんなんがいい?」などと訪ねて来る。俺は即座に「もう半年待ってそれでも欲しければ、それまでに貯めた全てのお金と親父がくれる購入代金を足して買える一番いいやつを購入しろ。」と教えている。子供の顔色でその瞬間に血圧と動悸が向上しているのがわかる。中には首がもげるんじゃないかと思うほど大きくうなずいて、鼻の穴を膨らまして帰って行く奴もいて頼もしい。

話を戻す。

7bf99024.jpgこれが自分で作ったガレージだ。まだ扉は付いていない。
土曜日と日曜日の二日間でやっつけようと思って始めたがここまでで五日間を要した。おかげで昼間やっていた仕事が夜中に回り、この間は平均3〜4時間の睡眠だったが、どうにか車を停めることができる状態までこぎつけた。
いわゆるトタン小屋なのだが、このトタンの張り方にもなるほどな技がある。写真を見て頂くと所々にクリアなトタンが張ってあるのがお解りだろうか。これはトタンが足りなかったからこうなっているのではない。俺も和歌山に帰ってきた頃にあちこちの農家にあるトタン小屋を見て「ああ農機具を置く程度の小屋だから材料もツギハギやなあ。」と思っていたのだがさにあらず、実は外からの明かりとりなのである。倉庫などならば夜以外はこれくらいの明るさで十分なのだ。知恵とは生活の中からこそ生まれる。
しかしこのような工夫や知恵はどのように伝播するのだろうか。地を這うが如く百姓から百姓に伝播して行ったのだろうか。

家の敷地は国道に面して細長く、このガレージが左の端でその隣に写真の離れが一棟、そしてリフォームした母屋があって、一番上の写真に写ってる俺の車の前が俺の仕事部屋を含めて3部屋の家屋が一棟、その横にはちょっと小高い畑があって、右端に少し大きな倉庫(物置き)が写真の通り建っている。

a7cc1214jpeg奥行きは無いのだが、幅はやたらと長いのだ。
畑では毎年夏場だけ夏野菜を作る。手間がかからず放っておいても育つからだ。ゴーヤやナーベラー(へちまのこと)キュウリに茄子にトマト、大葉にネギ、それからもはや雑草の如く広大に芽を吹くミント、空芯菜、などなど。

ガレージの話を書こうと思ったら、気が付けばこんなに長文になってしまった。

『おかげ様ブラザーズの素』になったこの田舎に帰ってきて10年が過ぎた。今後もできる限りここで暮らしたい。しかし、それが可能ならそうしたいという願望ではあるが、それができるかどうかはわからない。なんてバカっぽい46歳だろう。いっそ年齢をごまかしてみようか(笑)。
俺が面白いことだけをやりましょ。そして大阪ライブ前日に47歳になる俺は、バカっぽい47歳のままで君たちの前に現れることにする。

「子宮の中へ」の主人公はどんな47歳になっているんだろうか。
発表当時28歳だったあの男が、その後どんな人生を経てどんな奴になっているのだろうか。
今もお金も土地も家もいらないと叫べるのだろうか。
子宮の中に帰りたいと今も本気で考えているのだろうか。

ライブで会えると良いなあ。
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伝説のコミックバンド『おかげ様ブラザーズ』のリーダー&ヴォーカル。バンド復活に伴い当blog open。
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