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おかげ様ブラザーズのVo、kinta minoのブログ。
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昨日の夜、母方の祖母が死んだ。
96歳。大往生だ。
ただ、悔やまれるのは臨終に立ち会え無かったこと。

ここ数年入退院を繰り返していたので、今回もまたなんとか切り抜けて家に帰ってくるやろうと思っていたので見舞いに行かなかった。
でも、そんなもんだ。
伯母の話だと、昨日の昼までは普通に過ごしていたらしい。
夕方(6時半頃)母親と兄貴が家に立ち寄り、ちょっと調子が悪いようなので病院に行って来るから、何かあったら電話するからとそそくさと出かけていった。
俺は少し胸騒ぎがしたので車で病院に向かおうかとも思ったが、最後の夜じゃあるまいしそんなにバタバタしない方がいいだろうと思い直して出かけるのをやめた。
兄貴から電話があったのが8時少し前。
7時38分に息を引き取ったと。
どこかで覚悟もしていたけれど、突然だったのでやはり行かなかった事を後悔しながら電話を切った。

今朝、母の実家にお悔やみに行って来た。
昨夜病院に入れ歯を持っていってなかったらしく、死顔はとっても穏やかだったが口元がやっぱり寂しい。聞けば死後硬直でもう気付いた時には入れ歯を入れてあげられなかったそうだ。
周りもみんな動転してるからしかたがないか。

死体に触れる時、いつも思うんだけれど祖母もやっぱりとっても冷たかった。
小さい頃、真冬に井戸場で大根の漬け物を漬けていた祖母が、俺や家族がテレビを見ている居間に帰って来て俺のほっぺたに「冷たい冷たい〜。」といいながら両手をあてた時もとっても冷たかったけれど、抱きしめられた胸は温かかったし、その後焼き芋をむいてくれた手はもうとっても温かかった。
生きていると言う事は温かくて柔らかいということ。
その対局に冷たくて堅い…そう、ほぼすべての生き物の死は冷たくて堅い。

今頃は、先に逝った明治生まれの軍人で瓦職人だった祖父と久しぶりに逢って、二人で積もる話でもしてるだろう。

ご苦労様でした。
貴女の人生の半分に俺は関わった事になります。
幸せな思い出をいっぱいありがとうございました。

さようなら。
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IMG_0394.jpg








昨日降り積もった雪が、我が家のまわりをこの冬初の本格的な雪景色へと塗り替えた。
こうやって見てると季節感もばっちりで、「うん、いい感じだ。」と思えるのだが、実は昨日ちょっと恐い目にあった。

うちの方では、そんなに多くはないが毎年必ず何度かこの程度の積雪があるし、5センチ程度の積雪は日常茶飯事なので、ほとんどの人が当然の様にスタッドレスタイヤに履き変えて冬を越す。
俺ももちろんスタッドレスは別のホイールに着けて、去年のシーズン後半に購入したばかりのほぼ新品を四本用意していた。
しかし、それは去年成仏した我が愛しの愛車デボネアのものなのだ。

最近、抜群の機動力と快適な居住性を提供してくれている俺の足(残念だが愛しさは未だ持てず、よって愛車とは呼ばない)である平成3年のトヨタセルシオは、メインのタイヤの磨耗と硬化が気になって先週オートバックスで86000円かけて交換したばかり。とてもじゃないがさらにスタッドレスを購入するほどの余裕は無い。それに「もう今年の冬はそんなに雪、降らないんじゃねえ?」なんて勝手に都合のいい方に考えを決めていたのだ。

昨日、そんな雪が降り始めたさなかに、「ちょっと買い物に出かけよう。米もなくなったし祖母の家にストックしてもらっている(もちろん安くだけど購入している)2俵(約120キロかな。うちの1年分)持って帰って来よう。」とカミさんと息子を乗っけて家を出た。
今年一番の雪は瞬く間に道路を白く染めていくが、スリップする事も無く買い物も終えて家にたどり着いた。そして、荷物とカミさんと息子を降ろして、米(30キロが4袋)1袋だけを乗せたまま精米する為にすぐに家を出た。まだ雪はしんしんと降り続き、辺りはどんどんと積雪がましていたけれど、道路が全く普通に走れたので油断していた。
俺の家から自動精米機がある場所へは、少し農道を下ってそれよりも少し坂を上らなければならない。下りは難なく通過したが、上りの緩やかな坂にさしかかった時、車体がゆっくり傾いた。
すぐにセルシオが足周りのあらゆるコンピュータを作動させてバランスを保とうとしている。制止はしているが少しフロントが左に振ってガードレールに接触しそうだ。
ゆっくりとエアサスの切り替えをハイポジションにし、パワー走行にスイッチを切り替えオーバードライブを解除し、バックにギアを入れた。もうブレーキは使えない。
車体は新雪の上でなんとか踏んばってくれて、ブレーキさえ踏まなければステアリングは効いてくれる。エンジンブレーキだけを頼りにゆっくりとバック。小学校の頃から通っていた道(この道は通学路なのよ)だからすんなりとバックできたけど、降り続く雪と一面の雪景色でもし知らない道なら完全にスタックかラインアウトしてるなあ。

ああ恐かった。

さて、とりあえず精米はもうあきらめて家に無事に帰らなきゃ。
思うと奇跡的に下りる事ができた農道はもうあきらめないと。多分もう帰りはスリップしちゃうからなあ。そうなると残りは後1本、実家の方へ抜ける道、つまりは小学校時代の通学路。
状況を整理すると、最初に下りて来た道は、俺の実家方面から小学校方面に続く農道の途中にアクセスする三叉路になってるわけ。
ゆっくりと方向を転換して、実家方面へと車を進めた。この道にも坂道はあるけれど一番緩やかだし多分大丈夫だな、と思いながらその坂道が見えるところまできた時、オーマイガ〜!!!運送屋のトラックがスリップして行ったり来たりしてるやん。

トラックの三度目の坂道アタック及び無念にもバックライトが赤く光り車体が後ずさるのを遠くで見ながら、このまま直進したところでやつの窮地を救ってやれる要素も無く、それどころか方向転換するスペースすらない事を知っている俺は、再びゆっくりとバックにギアを入れ元来た道を三叉路までのろのろと後退した。もう辺りは薄暗い。
三叉路のところにある家のおっちゃんとおばちゃんがその様子を見ていたのかスコップをもって表に出てきた。「もう今日はうちの横の所へ停めて歩いて帰れよ」と言ってスコップで雪をかいてくれた。家まで歩いても20分たらずだが、不覚にも足元はサンダル(笑)。しかし背に腹は代えられない。礼をいって車を停め、歩いて帰る。チクショー、案の定宍戸錠靴下もデニムの裾も見事にビジョビジョのジョビジョバだ。

米が無いので夕食はお好み焼きにした。
お好み焼きの担当は俺と決まっている。
自分で言うのもなんだが本当にうまい。

今日、車を取りに行ってきた。
実家方面への道を選んだ。途中にトラックはもうなかった。
帰りながら堅く心に誓った。
「スタッドレスを履いてなかったおかげでこんな大変な思いをした。しかし、もうこれ以上大変な事は無いはずだからスタッドレスは次回の冬ということで。」
タイトルは、息子の「青空(名前ね)」2歳の最近の口癖。



元々は機関車の絵本に書いてる文章で、遠くから来た機関車を見つけて「きたぞ。きたぞ。れっしゃがきたぞ。」と書かれているのだ。
で、息子がどの様に使うかと言うと、朝起きて来た俺を見て「きたぞ。きたぞ。」と作り笑顔でいうわけで、他意はないのだろうが朝からちょっとイラッとする。だからジャムをわざとほっぺたにつけてやる。

朝食が終わると「いんげんぽっぷ」と「えしゃない」と「よんもしのおかたたき」と「み〜」と「あいやいやいや〜」を唄わされる。中でも「み〜」と「いんげんぽっぷ」はおきに入りだ。「み〜」とはNOAの鉄心パイプの出だしの音。
後は全部タイトルを間違えてるがアルバムタイトルも『とーさんのしーじー』。
俺の車に息子を乗せると、ほとんど乗っている間「らんちゅう」がかかっている。ただ、なぜか「ことわざ脳天気節」だけは「とばせ」と言う。
きっと嫌いなんだろう。そのくせ「さぁ〜っ!」とか言ってるけど。
「よんもしのおかたたき」は「熟語で」という言葉が抜けて「怒る親父」が「おかたたき」。
ちなみにこの「おかたたき」解読には2週間を要した。

俺はブラジルの「マリサ・モンチ」という女性ヴォーカリストが好きで、車ではよく聴いているんだけど、容姿も声もとっても美人なのだ。
なんと、息子はそのきれいなねーちゃんのアルバムを勝手に『かーさんのしーじー』と呼んでいる。ドライブの時などその日の気分で『とーさんのしーじー』と『かーさんのしーじー』を自分で選んでかけている。
俺の車のステレオは今では懐かしいチェンジャー型(6連奏)の純正オーディオなので、何番目にどのCDが入っているか憶えているようだ。
この前、内緒で「らんちゅう」を早川義夫氏のソロアルバムに換えておいたら、かかった途端に泣きそうになっていて面白かった。

息子にはまだわからないなあ。

『かっこいいってことはなんてかっこわるいんだろう』by早川義夫
新しい年を迎えてなにやら身も心もあらたまることもなく、昨日や一昨日と同じ様にして今日、2008年がやってきた。
きっと、2007/10/6に新年を迎えてしまったのだろうな。気持ちとして。

新生おかげ様ブラザーズにとって2007年は感慨深い年となったし、今後も忘れる事は無いだろう。
ひょっとするとデビューした年よりもインパクトがあったかもな。
いやいやそんな事は無いか。時間が経ち過ぎて忘れてしまってるんだろうな。きっと。

今年は4度目の年男だ。
関係ないけどベロニカあたりからちょっと年齢の若いお客さんも見かける様になったなあ。
いいことだ。
今年は新曲もガンガン発表する予定。
アルバムが出せれば一番いいけどね。
そのほかにも頭の中はアイデアがいっぱいだ。

今年もよろしく応援してくだされ。
まずは新年の挨拶。  kinta
ベロニカライブに来てくれたみんな、ありがとうな。
俺はいつも自分で「楽しかったな〜」って言ってしまうから、そんなに楽しくなかった人にとっては「そうでもなかったけど」なんて言いにくい空気を作ってしまう。
ふふふ…作戦である。

今回、二部の後半で今まで経験した事が無い出来事が体を襲い、可笑しいやら痛いやらで体とは裏腹にテンションが上がった(笑)。
腹筋がとっても痛かったのだ。

俺は結構着膨れするタイプなのでみんなには分からないと思うが腹筋は、巣鴨や千林にいるおばちゃんが着ているテカテカしたキルティングのジャンパーくらい割れている。
そんな事あるはずが無いと思っているだろうが真実だ。ただ、普段から不意に暴漢に襲われる事をも想定し、その腹筋の上にこってりと脂層でプロテクトしている。
いうなれば「疑似肥満」なのだ。
脂のモビルスーツ着用なのだ。
話を戻す。

今回そのモビルスーツの中のキルティングのような腹筋がプルプルと震え出し、力が入らなくなった。唄うのって結構腹筋使うんだよね〜。それが「エヘラエヘラ」状態で上記の如く可笑しいやら痛いやら。

しかしさすがは百戦錬磨の俺だけあって、そんな風は微塵も見せず事なきを得たが、2度のアンコールはきつかった。
でも楽しかったからええけどね。

さて、今は和歌山の自室でこれを書いている。
今夜は消防団の夜警の担当の日だ。
濃紺の消防団の制服に黒長靴、昔作った雪だるまの顔と頭に乗せたプラスチックのバケツのアンバランスな比率にほぼ近い制帽をかぶり、消防車に乗ってあちこち廻る。
午後10時から午前4時まで。

田舎暮しの醍醐味だ。
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伝説のコミックバンド『おかげ様ブラザーズ』のリーダー&ヴォーカル。バンド復活に伴い当blog open。
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